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2010年3月

2010年3月26日 (金)

雨の中のWETシーン

 『地下鉄に乗って』(メトロにのって)は浅田次郎の原作の有名な長編小説。徳間書店から刊行され、2006年に映画化された作品のタイトルでもあります。

 現在→過去→現在→過去→現在と地下鉄を通じてめまぐるしくタイムスリップし、主人公が過去の家族(親)と出会いながら家族愛を確認していく映画ですが、この映画の中で、かなり長い間雨の中でのWETシーンがあります。

 軽部みち子を演じる岡本綾が、恋人の真次と共に過去に東京の街にタイムスリップした際、雨の中、かさをささずにびしょ濡れになっていくシーンがかなり長い間観ることができます。
 着用衣装は、濃紺ジャケットにレトロな雰囲気が漂うグレーのプリーツスカート姿。ジャケットの下はオーソドックスな白の開襟ブラウス。この格好でしばらくの間、雨に打たれながらずぶ濡れになっていきシーンを堪能できます。

 映画の予告編をネットで観たとき、岡本綾が雨の中に着ていたのはリクルートスーツっぽい濃紺スーツだと思っていました。しかし、実際に2年ほど前にDVDで観る機会に恵まれたのですが、実際に鑑賞してみると、上記のように「タイトスカートスーツではない」ことを知ったのです。ちょっとがっかりしました。(笑)

 しかし、髪の毛から雨が滴り落ちるほど全身ずぶ濡れとなった岡本綾のスーツ姿はとても魅力的でした。グレーのプリーツスカートはもちろんのこと、濃紺のジャケットも濡れ具合がよく分かりました。
 そして、最後の方で雨の中、「お時」役の常盤貴子(和服姿)と一緒に階段から転がり落ちるシーンがあるのですが、これによって二人ともびしょ濡れに!岡本綾のスーツはさらにびしょ濡れになってしまうのでした。 (完)

■岡本綾の 『地下鉄に乗って』
・・・雨の中のシーンのスナップ写真あり。
http://www.enjoytokyo.jp/id/Aya_Okamoto/index.html?page=1&request=pageselect

2010年3月 9日 (火)

びしょ濡れ&泥だらけ

 1992年、フジテレビ系列で『パテオ PATIO」という連続ドラマ(たしか2回か3回もの)が放送されました。菊池桃子や奥菜恵、鈴木京香、松雪泰子といった豪華女優陣は出演したドラマです。単発ものであったこともあり、意外と知られていないドラマかもしれません。

 この中で、江川真理役の菊池桃子のWETシーンとMESSYシーンがあり印象的でした。「パテオの赤いバラ」と呼ばれる神秘の秘宝を巡って展開していくサスペンスなのですが、事件に巻き込まれ逃げ回る真理こと菊池桃子のびしょ濡れ&泥だらけシーンが見られたわけです。
 
 ドラマの半ば辺りの回想シーンで、真理こと菊池桃子が海の見えるドライブインの駐車場で車から降りて雨の中、傘をささずに雨に打たれるシーンがあります。
 あと、後半では夜のシーンでMESSYシーンが見られます。倉庫らしき建物の前で、排水溝が故障しているという設定なのか、なぜか足下には泥がたまっていて、敵が追ってくる中、その中を逃げるところで、足が泥に取られて転倒して泥まみれになってしまいます。

 当時録画したVHSテープは消失しまったため、今は曖昧な記憶にしか残っていません。
 数年前、ふとしたきっかけで思い出した時に、「善は急げ(笑)」ということで、早速、レンタル屋やネットでDVDやVHSを探し求めたのですが、見つからず現在に至っています。
 とくに後半の泥んこシーンは水っぽくなく、どろどろとした泥で菊池桃子の綺麗な服が汚れてしまったという記憶が鮮明に残っているので、もう一度、綺麗な画質でいつか観てみたいものです。 (完)