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2021年10月21日 (木)

研修前にスーツで川遊び…ストーリー公開

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 今年の夏は大学卒業を控えた絵里子にとって思い出深いものとなった。美沙と一緒に大学のキャンパス近くの川でリクルートスーツや私服のままずぶ濡れになって遊んだことは強く記憶に刻まれていた。
 川の水は冷たいが、異常気象ともいえる昨今、酷暑日にせまる炎天下ともなれば逆に川の水は気持ちよく感じた。その感覚が絵里子にとってなんとも言えない快感であった。

 先日、絵里子はお盆に実家に帰れなかったため東北地方に住む両親に電話で話した。その時に内定の報告をし、母親は特に喜んでくれた。内定式や入社前の研修などでスーツを着る機会が増えるだろうということで、気前よく「内定祝い」にスーツを買ってくれるということになった。
 一昨年、地元に帰った時、絵里子は母親と一緒に自宅近くのスーツ量販店でリクルートスーツを購入したことをふと思い出した。まさに、この前、美沙と川遊びした時に着た黒のリクルートスーツであった・・・。
 絵里子は入社後も着れるようにと、今回は濃紺のスーツをリクエストした。一昨年と同じサイズであることを伝えた。
 電話では他にもたわいもない話をしたが、
東北地方ではそろそろ初秋の風が吹き始めているとのことだった。絵里子が下宿している地域はまだ残暑で暑いが、秋の訪れが近いことを意味していた。絵里子は次に美沙と川遊びするのがおそらくラストチャンスになるだろうと感じた・・・。

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 ・・・数日後・・・

 絵里子と美沙は一緒に川遊びに来ている。
 二人ともスーツ姿だ。美沙はこのまえと同じであったが、絵里子はなんと母親に送ってもらったばかりの新品の濃紺スーツであった。無地で見た目はオーソドックスなリクルートスーツで2ボタンであった。絵里子は、研修前に新品スーツで水遊びをするというドキドキ感、背徳感を味わいたいと思ったのだ。
 二人は過去2度の川遊びのように早く水の中に入ろうとしたが、今日はそうはいかなかった。
川には先約が大勢いて、想像以上に賑やかであったのだ。
 夏休み最後の思い出に遊びにきたのは絵里子たちだけではなかった。小学生や中学生の生徒が服のまま川遊びをしている光景が目の前に広がっていた。中には学校の部活か何かの帰りなのだろうか学校の制服のままずぶ濡れになって楽しそうにはしゃいでいる女子高生たちの姿もあった。これぞ青春。この辺りでは夏の風物詩だ。
 毎年このような光景を絵里子は眺めながら彼女らを羨ましく思っていた。しかし、今年は美沙という道連れの同伴者と共に、自分が羨望の眼差しを向けられる対象になっていると思い込み、喜びをかみしめているのであった。
 

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 絵里子と美沙はスーツ姿のまま、川の中に入っていき子供たちの中に参戦していく。ビーチボールで遊んだり、パシャパシャと水をかけ合ったりした。スーツには否応が無しに水がかかるが、絵里子のスーツは最初のうちは水をはじいていた。新品のスーツという事をはっきりと物語っていた。
 しかし、川の中に下半身を沈めたり、しゃがみこんだりすると当然のことながら冷水でスーツはずぶ濡れになっていく。絵里子はなぜか持参した浮き輪をとりだして童心に戻って浮き輪の上に座って浮こうとしたが、浮き輪が小さすぎるせいで見事に撃沈してしまい、さらにスーツはびしょ濡れとなってしまった。
 しかし、絵里子は新品のスーツでこんなことをしている自分のことを幸せに感じていた。濡れてもいいような服装ではなく、濡らしたりしてはいけないような服装のまま水遊びするのが水遊びの醍醐味だと感じていた。そのことは、同志である美沙も同じだった。

 二人はスーツ姿で水遊びをするのは、今日が最後になるだろうと感じていた。来年からはお互い別々の地方にいき社会人としての生活が待っている。社会人と学生との間の居心地の良いモラトリアム期間がもうじき終わろうとしていることに寂しさを感じた。
 二人はしばらく夢中で川遊びをしていた。永遠の時が流れているような感覚で、このまま時計が止まってほしいという願望は、当然叶うはずもなく、いつしか西日が差し込み、風が肌寒く感じはじめた。この前、絵里子が感じた風とは明らかに違った。確実に秋が迫っているのだ。
 子供たちは川の中に潜って元気に遊んでいる。絵里子たちには真似のできない芸当であった。二人はずぶ濡れのスーツ姿のまま川岸に上がると帰り支度を始めた。タイトスカートやジャケットの裾からはポタポタと水が滴りおちていた。(
完) 

2021年10月16日 (土)

泥んこ遊びドキュメント3…DL販売開始

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 本日から「泥んこ遊びドキュメント3」のダウンロード販売を開始致しました。本作品はダウンロード、および「セレクトDVD/BD」での販売となります。
 
 本作品はストーリーを元に映像化したものではないドキュメンタリータッチの作品です。
 汚れてもいい私服を着たまま初めての泥んこ遊びにチャレンジしてもらいました。泥んこ撮影自体が初めてのモデルさんなので、田んぼの中で泥だらけになってもらうことに慣れてもらうことを目的にして、全撮影の最初のシーンとして撮影を実施しました。
 モデルさんが田んぼに足を踏み入れ、泥だらけになっていく時の素の表情やインタビューをお楽しみいただけます。  

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 まずは撮影現場に到着し、車の中でこれから私服のまま泥んこ遊びをする前の気持ちを率直に語ってもらいます。 その後、田んぼに移動して徐々に泥だらけになっていきます。
 田んぼの真ん中で体育座りをしてもらって田んぼの泥などについて第一印象を話してもらいました。そして、モデルさんのペースで泥んこ遊びを実行してもらいました。
 田んぼの中は場所により泥の深さなどが異なるので、現場に慣れてもらうために、場所移動をしてもらいながら泥んこ遊びを堪能してもらいました
 

 

■泥んこ遊びドキュメント3
 動画本編28分(2400円)  ➡ 購入ページ

2021年10月13日 (水)

制服切り裂きストレス解消…DL販売開始

 久しぶりの「RIP(切り裂き)」作品です!本日から「制服切り裂きストレス解消」のダウンロード販売を開始致しました。
 本作品は、ダウンロード、および「セレクトDVD/BD」での販売となります。

 
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 某医療系会社の制服がリニューアルされるという事でもう着なくなる古い制服をストレス解消目的で切り裂いていくことになりました。(笑)

 事務職員が着ていた清潔感あふれる水色の長袖ブラウスとライトグレーのタイトスカートをモデルさん自らの手でボロボロに切り裂いていってもらいました。
 スカートは裏地付きなのですが表地も薄く切れ込みを入れると手で簡単に引き裂けるほどでした。モデルさんは表地の感触や裏地の感触をレポートしながら気の赴くままに制服を切り裂いて遊んでもらいました。

サンプル動画はウェブサイトで公開

■制服切り裂きストレス解消
 動画本編30分(2500円)  ➡ 購入ページ 
 

2021年10月12日 (火)

内定決めたご褒美に…ストーリー公開

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 先日、絵里子は、転職活動の合間にひょんなことから自宅近くの田畑を散策することとなった。面接もないというのに思わず条件反射でリクルートスーツを着てしまったということもあり、そのまま散歩に出かけたのであった。
 そして、畦道で足を踏み外して水田の中に落ちてしまい、大学時代に使用しその後クリーニングをしてクローゼットに保管してあった黒のリクルートスーツを泥だらけにしてしまった。もちろんそのリクルートスーツは自宅で洗ってクリーニングに出したものの泥染みがあまりにもひどく、染み抜きをしてもらっても二度と面接などの場で着用できない状態になってしまったのであった・・・。

 しかし、絵里子はリクルートスーツを一式ダメにしてしまったものの不思議と気持ちは晴れやかであった。
 ここ1、2週間、リクルートスーツのまま泥だらけになったあの時の感覚を思い出して、もう一度リクルートスーツのまま泥だらけになってみたいという心の衝動を抑えきれなくなっていた。
 もちろん今でも転職活動を行っているので、リクルートスーツは必要だった。先日だめにしてしまったリクルートスーツとは別に、もう一式、黒のリクルートスーツを保有していた。先日のスーツは大学時代に4シーズン着用できるようにと購入した厚手の生地のものであったが、もう1着の方は、夏用であった。度重なる着用やクリーニングを繰り返すと必然的に生地も傷みやすくなるとのことで、黒の薄手のリクルートスーツを夏場に着用するメインのスーツとして大学時代に持っていたのであった。
 この薄手の生地のリクルートスーツで最近は転職活動に励んでいた。しかし、生地が薄いのでスカートやジャケットが皺になりやすく、さらには大学時代に就職活動で夏場にかなり着用したせいかスカートのスリット部分がほつれて破れかかっていた。それは就活女子学生にとっては勲章で就職活動時の努力の証である。

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 絵里子は、最近の転職活動の面接にかなりの手ごたえがあった。実際いくつかの企業からは猛烈なラブコールを送られていて絵里子の決断次第で内定をもらえそうなところもある。もちろん、今の会社に就職したことの二の舞を演じることが無いように焦らず慎重に、自分の特性に合った仕事に就こうと考えていた。
 そして、内定が決まった暁には、このリクルートスーツを着てまた泥だらけになって遊ぶことを計画していたのであった。「あの時の感覚」をもう一度味わうことを自分へのご褒美と決めて転職活動に励んでいるのであった。

 それから数日後、第一志望に考えていた転職先の企業の人事担当者から連絡があった。今度の土日のいずれかに来社してほしいとのことだった。おそらくは最終的な意思確認、入社時期の相談など事務的な話をすることになるのだろうと推察した。
 絵里子は、土曜日の朝、リクルートスーツに着替えて髪型を整え、全身のシルエットを自分の部屋にある姿見鏡で確認した。絵里子は、自分のリクルートスーツ姿を見て、なぜか一人で照れて顔が火照るのを感じた・・・否、照れたのではなく数時間後のことを想像して胸が高鳴り興奮したのであった。

 そう、絵里子は今自分で見ているリクルートスーツ姿が、今日で見納めとなることを察知したのである。正確には、もうこのリクルートスーツは着れなくなる・・・ということであった。
 最後に綺麗に整えたリクルートスーツ姿のシルエットと髪型を確認し自分の眼に焼き付けたのであった、外に出たら姿見鏡に映った姿を見ることはできないので、自分の頭のカメラに鮮明に保存したのであった・・・。

 絵里子の思っていた通り、先日の企業からの連絡は入社の意思確認であった。絵里子は心の中で小躍りしながら、入社時期の折衝などを担当者とはじめたが、なぜか、身体がふわふわと浮くような感覚になり、担当者が話していることをうわの空で聞いているような感覚に陥ってきた。

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 -----(いつしか、絵里子はこの前の水田の敷地内にある蓮畑の中にリクルートスーツを着たまま寝転んで、気持ちよい感覚に浸っていた。リクルートスーツはあっという間にスカートもジャケットも泥だらけになっている。泥の中で、もがくようにしたり、脚をおもいっきり開いて歩いたり、子供のように自由気ままに泥の中で遊んでいる。リクルートスーツは台無しだが、絵里子は快感で夢心地である。ドーパミンなどの脳内ホルモンが分泌され心が落ち着いている。しばらくすると絵里子はもっと自由に脚を動かせるようにするために、両手をスカートの後ろに回しておもいっきりスリットを引き裂いて破こうと思った。もともとスリット部分はほつれていたので力を入れて引っ張ると簡単に破けていく。タイトスカートのスリットは絵里子の想定以上に深く破けていていることが感覚的わかった。太ももやおしりがあらわになっているだろうが、絵里子は自分ではその様子を見ることはできない。しかし、絵里子はそんなことを気にすることなく泥との同化に没頭している。そしてジャケットを脱いでブラウス姿になった。タイトスカートはスリットが破け、上半身はブラウス姿になったせいでだいぶ動きやすくなった。そして、さらに大胆に泥と戯れようと思った・・・。)------

 「青野さん。青野さん?・・・青野絵里子さん?どうされましたか・・・?」
 絵里子はふと我に返る。
 「すみません、ちょっと入社日をいつにしようか考え込んでいまして・・・。」
 「何度かお呼びしても反応がないのでどうしたのかと。来月からにしますか、それとも再来月からにしますか?今の御勤め先の会社との契約や手続きなどもあると思いますので青野さんの希望で構いませんよ。」
 「あっ、はい、ありがとうございます。内定をいただき次第、今の会社に辞表を出すつもりでおりました。ですので、この週明けにでも辞表をだして、今月いっぱいで辞められるかと思います。有給もかなりたまっていると思うので・・・。」
 「なるほど、有給の消化などもあるかと思いますから再来月の初日営業日からの入社でいかがですか?」
 「はい、よろしくお願い致します。」

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 そんな事務的なやり取りをしていた最中も、絵里子は、頭のカメラで朝自宅で撮った自分の姿見鏡の像と水田のぬかるみをオーバーラップさせていた。そして、白昼夢のごとく絵里子の頭を占有していた。
 「(このリクルートスーツもう着ないから・・・【あんなふうに】泥だらけにしちゃってもいいんだよね・・・)」
 絵里子はリクルートスーツ姿に視線を落とす。鼓動がはやくなるのを感じた。先ほどの夢想のような光景は、これから具現化することの青写真だった。
 
 リクルートバックはパンパンに膨れていた。ファスナーを開けると、今朝、自宅を出るときにバックの中に詰め込んだ着替えの私服やタオル、下着や靴下、パンプスなどが入っているのを再度確認した。準備万端である。
 転職先の会社への入社日も確定し、晴れやかな気分になった絵里子は、とろけるような表情で内定先の企業を後にした。(完)
 

2021年10月 9日 (土)

私服でアトラクションに挑戦!…DL販売開始

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 本日から「私服でアトラクションに挑戦!」のダウンロード販売を開始致しました。本作品はダウンロード、および「セレクトDVD/BD」での販売となります。

 久しぶりにアスレチック場での撮影を実施しました。
 昔から当サイトをご覧になっていらっしゃる方はサンプル動画をご覧になってお気づきになったかもしれませんが、DVDやダウンロード販売をおこなっている「屋外WET作品集~水上アスレチック~(商品番号 DW6)」の撮影で利用したことのある場所です。
 約10年ぶりに事前調査を含め久しぶりにこの場所を訪れましたが、当時とまったく変わらない自然豊かな雰囲気でした。

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 前作は時間的な制約などもあり、撮影に利用したアトラクションは3つほどに限定してコンパクトに撮影しました。
 しかし、今回の撮影ではコラボ撮影で慣れているスタッフとの共同撮影であり、また、アスリートでもある運動神経の良いモデルさんを起用したこともあり、通常ではなかなかモデルさんにやってもらえないような多岐にわたるアトラクションにチャレンジしてもらうことができ、盛りだくさんの内容となりました。


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 久しぶりにアスレチック場での撮影です。最初は現場に到着したままの私服姿でアスレチックコースに沿ってアトラクションにチャレンジしていってもらいます。
 水上アトラクションのコースに行くまでにもいくつかの関門が待ち受けていましたが私服が土で汚れるのも気にせず果敢にチャレンジしています!  

 水上アトラクションエリアに移動し障害に挑戦してもらいますが、運動神経の良いモデルさんはなかなか池に落ちてくれません。(笑)
 しかし、人間、油断は禁物です。何度か同じアトラクションに挑戦していると「慣れ」が命取りになり、失敗に結びつくこととなります。先ほどまで簡単にクリアしていたはずなのに池に何度も落ちて私服がずぶ濡れになってしまいます。
 夏の暑い日の撮影なので撮影終了時までには服は乾くので問題ないのですが、運動に自信のあったモデルさんにとっては予想外の出来事が連発だったようです。


■私服でアトラクションに挑戦!
 動画本編26分(2400円)  ➡ 購入ページ

2021年10月 2日 (土)

泥沼の突破口…DL販売開始

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 本日から「泥沼の突破口」のダウンロード販売を開始致しました。
 本作品は、BD/DVD、「屋外泥んこMESSY作品集16
 ~泥だらけの因縁~(メッシーシリーズ:商品番号DM25)に収録する1シーン目となります。


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本作品は、先日ブログで公開したストーリーをもとに映像化したものです。 

 絵里子は高校時代に「沙也加」というペンネームで巷を騒がせた作家です。大学生となり卒業を控えた絵里子は作家としての自分の才能に限界を感じ、大学卒業を来春に控えた現在、リクルートスーツに身を包み就職活動をおこなっています。
 今は、新作「農業にあこがれて」の執筆中ですがスランプで筆が進んでいないという悩みを抱えています。
 そんなある日、就職活動の一環として参加した面接講座の帰りにリクルートスーツのまま田園地帯におもむくことにします。執筆中の作品のアイデアが浮かぶかもしれないと期待してのことでした。  

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 畦道で大事な自分の原稿に目を通していると突然の強風で原稿を田んぼの中に飛ばされてしまいます。運よく草の上に落ちたのが不幸中の幸いで、絵里子は田んぼの中に入って原稿を回収し、リクルートスーツに泥ハネがついたりしないように注意しながら田んぼの岸まで戻ろうとします。
 しかし、絵里子はバランスを崩してしりもちをついてしまいます。手には大切な原稿を持っているので手をついて立ち上がることができません。脚の力だけで立ち上がろうともがきますが、もがけばもがくほどリクルートスーツは泥だらけになってしまいます。
 なんとか立ち上がった絵里子は畦道の岸に戻り呆然としていますが、ふとアイデアが閃きます。狂喜の中の絵里子は、田んぼの中に今度はリクルートスーツのまま泥だらけになるためにとび込んでいくのでした。


■泥沼の突破口(DM25-1)
 動画本編18分(2200円)  ➡ 購入ページ

 

2021年9月28日 (火)

泥沼の突破口…ストーリー公開

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 良く晴れた昼下がり、「沙也加」は田んぼの畦道に佇んでいた。こんな場所に似つかわしくない黒のリクルートスーツを暑い盛りにジャケットまで着込んでいる。オフィス街を颯爽と歩いていても不思議ではない姿で原稿を一心不乱に見つめていた。  

  「沙也加」は数年前まで巷を騒がせた作家のペンネームである。処女作「雨のグラウンド」では緩急をつけた独特の文章が読み手の心を捉えて社会現象まで巻き起こしていた。次作「朝霧が輝く中で」でも独特の文章は健在で「沙也加」の名を不動のものとした。本名性別年齢は一切不明で、老練な書き口から正体を中高年と推測する者、新進気鋭の若者と推測する者、外国人、挙句は宇宙人と果てしない論争を巻き起こした。出版社の担当者を買収してでも正体を明かそうとするパパラッチ紛いの週刊誌の追及をも跳ね除け遂に明瞭な答えは出なかった。

 田んぼに佇む「沙也加」が傍らに置いたリクルートバックには履歴書が収まっており、氏名欄には絵里子とあった。彼女こそ世間を騒がせた「沙也加」その人であった。「沙也加」こと絵里子は処女作の発表時は、まだ高校生だった。卓越した文才を持つ作家としての「沙也加」ではなく、一介の高校生である絵里子として他人と変わらぬ幸せな人生を歩んでほしいと願う両親とその意を汲んだ出版社、多数の関係者によって徹底的に守られていたのだった。
 その後、大学生となった絵里子は多くの学生同様にリクルートスーツに身を包んで就職活動を始めた。自分の才能に限界を感じたからだ。現在は待望の新作「農業にあこがれて」の執筆中だがすっかり筆が止まり、絵里子はいよいよ自分の限界を感じていた。これまでは湯水の如く溢れてきたアイデアが何も生まれないのだ。才能がないなら筆を折るしかない。「沙也加」としてのプライドであった。しかし迷いがあるのも事実であった。  

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 大学での就活面接講座に参加するためリクルートスーツを着て通学した絵里子はリクルートバックの中に新作の原稿も忍ばせていた。才能のない作家としてのプロ意識と、それを認めたくないプライドの狭間で絵里子の心は揺れ動いていた。
 揺れ動く心をそのままに面接講座を終えた絵里子は田園地帯を自宅に向けて歩いていた。田園の風景は否応なしに新作の事を思い起こさせた。
 田園を眺めながら原稿を見ればアイデアが浮かぶかもしれない、という思いが膨れ上がるのを抑えつつ自宅への道のりを急ぐも、ついに我慢という砦が決壊した。 絵里子はリクルートスーツのまま足早に自宅近くの田んぼに赴いた。近所の農家さんが高齢を理由に耕作を辞め泥遊びのできる田んぼとしてリニューアルした場所だ。

 絵里子はパンプスのまま田んぼの畦道に入り込んだ。パンプスの汚れを気にする暇もなくリクルートバックから原稿を取り出し一心不乱に読みだした。周りの風景を眺め、アイデアを原稿に落とそうとするもまるでアイデアが出てこない。 自分の才能への淡い期待が破られ、ガッカリとした絵里子が原稿を握る力を弱めた刹那、不意の強風が原稿を田んぼの中に吹き飛ばした。
 命より大切な原稿が飛ばされた絵里子は反射的に田んぼに飛び込もうとした。しかし、大切なリクルートスーツが汚れることを恐れ一瞬躊躇した。風に飛ばされた原稿は田んぼの中に設けられた島の中に落ちたようだ。 辺りを見渡し他に手段がないことを悟った絵里子はパンプスを脱ぐと、慎重に田んぼに入っていった。ひざ下まで泥に埋まりながら、パンストを脱げば良かったと後悔しながらタイトスカートは汚さないように慎重に歩を進めていった。
 何とか島までたどり着いた絵里子は原稿を拾うと慎重に引き返していった。猛暑の中を動きにくいリクルートスーツを着込み手には原稿、足元は泥で不安定の中、直射日光で朦朧とした頭の中はあれこれ注意してしながらも絵里子は注意力が散漫になっていった。

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 岸まで残り数メートルのところで事件が起きた。絵里子は泥に不意に足を取られバランスを崩した。動きの制限されるタイトスカートではバランスを取り戻せず、絵里子は尻もちをついてしまった。
 転倒の衝撃の後、タイトスカートに泥水が無遠慮に流れ込んでくる感触を味わうことになった。スカートもパンストも一瞬で泥まみれである。暫し茫然自失となった絵里子は泥まみれのスーツを眺めつつ、「(どうしよう、どうしよう。)」と困惑の言葉が漏れるのみであった。
 
 しばらくたち茫然自失の状態から覚めた絵里子は、とにかく岸に向かって歩き出した。 岸に上がった絵里子は地面に原稿を並べ枚数に不足がないことを確認するとその場にへたり込んだ。疲労と困惑と作家としての才能が無い上に原稿をダメにしてしまった自己嫌悪が入り混じっていた。
 目をつぶり眉間に皺を寄せ深いため息を吐きながら、不快感を全身で表現した刹那、絵里子の頭の中に突如としてアイデアが湧き出した。目を見開いた絵里子は自分の頭の中のアイデアを反駁した。
 「(これならいける!)」
 そう確信した絵里子は狂喜の様相であった。
 狂喜の中の絵里子はせっかく抜け出した田んぼに今度は自分の意志で飛び込んだ。泥の海の中を匍匐し、転げまわり、ヘッドスライディングを決めた。

 (作:ロイ) 

2021年9月25日 (土)

リクルートスーツで水難訓練…DL販売開始

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 本日から「リクルートスーツで水難訓練」のダウンロード販売を開始致しました。本作品はダウンロード、および「セレクトDVD/BD」での販売となります。

 数年間企画をあたためついに実現させることができた海上での撮影。夏の青空の下、ヨットで沖合に出てリクルートスーツ姿のモデルさんに水をかけてずぶ濡れにしてしまった後は、波が穏やかでアンカリングできるポイントに移動して撮影しました。
 陸の近くとはいえかなりの深さがあるためダイバーをモデルさんの近くに配置して万全の体勢での撮影となりました。
 最初はリクルートスーツの上に救命胴衣を装着して泳いでもらいました。慣れてきたら救命胴衣とジャケットを脱いでもらってブラウスとタイトスカート姿でヨットから勢いよく何度か海に飛び込んでもらいました。( 水中映像も収録しております。)


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 ヨットの上で水をかけられたりしてずぶ濡れになった絵里子は、スーツのまま濡れることに対する抵抗は無くなりました。
 次は水難訓練です。リクルートスーツを入社後のスーツ制服に見立てて、新入社員はリクルートスーツを着用したまま救命胴衣を付けて海の中に入って浮かんでじっとしたり、泳いだりする訓練をします。
 救命胴衣をはずし、ジャケットを脱いで比較的泳ぎやすい恰好になって、海を自由に泳ぐ訓練です。

 リクルートスーツをきたまま救命胴衣を付けて泳いだ時の感覚、ブラウスとタイトスカートの状態で泳いだ時の感覚などを体感しながら、万一勤務中に海に落ちた場合などのことを想定してスーツのまま泳ぐ訓練を行います。
 絵里子はスカートが捲りあがりっぱなしという恥ずかしい状況の中、がんばって水難訓練を無事終了させることができました。


■リクルートスーツで水難訓練
 動画本編16分(2000円)  ➡ 購入ページ

2021年9月18日 (土)

泥んこ遊びドキュメント2…DL販売開始

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 本日から「泥んこ遊びドキュメント2」のダウンロード販売を開始致しました。本作品はダウンロード、および「セレクトDVD/BD」での販売となります。
 
 本作品はストーリーを元に映像化したものではありません。メッシー撮影に慣れているモデルさんですが、田んぼでの泥んこメッシーは初めてということです。私服を着たまま初めて泥んこ遊びにチャレンジしてもらいました。
 まずは田んぼの泥などに慣れてもらうためにドキュメンタリータッチで泥だらけになっていく過程を楽しんでもらいます。

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 田んぼで泥んこ遊びをする前のインタビューから始まります。
 スカートはなんと汚れが目立つ白のタイトスカート。前にスリットが入っているので、歩いたりしゃがんだりすると脚や太ももがチラリと見えるセクシーなデザインです。
 しゃべりには慣れているモデルさんなので、過去のメッシー撮影の経験を交え、独自の視点で泥だらけになっていく様子を、随時笑顔で楽しみながらレポートしています。
 うつ伏せになったり仰向けになったりして寝転んだり、泥を服に擦り付けていくと、白のスカートも白とピンクのストライプ柄のトップスもすごい状態になってしまいました
 

■泥んこ遊びドキュメント2
 動画本編38分(2800円)  ➡ 購入ページ

2021年9月11日 (土)

私服で納涼川遊び…DL販売開始

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 本日から「私服で納涼川遊び」のダウンロード販売を開始致しました。(デジタル写真集の販売は行いません。動画のみの販売になります。BD/DVD「就職活動を終えて川遊び」(ウェットシリーズ:商品番号DW39)に収録する2シーン目となります。

 この作品は、先日ブログで公開したストーリー「私服で納涼川遊び」をもとに映像化したものです。
  「就職活動を終えて川遊び」シリーズ1作目の「リクルートスーツで川遊び」と同じ川ですがちょっと撮影のエリアを変えたのでまったく異なる雰囲気の場所のようになっています。
富士山系の川の支流だけあって川の水はかなり冷たかったのですが、撮影日は猛暑日だったこともあり逆にその冷たさが気持ちよかったです。川から出ると蒸し暑いので汗でびっしょりになります。(とはいえ川の水で服は濡れているのですが・・・笑)
 このスポットでも子供達や制服姿の中高生が撮影場所からすこし離れたところで遊んでいました。夏は子供たちの遊び場なのでしょう。私たち以上に元気に水遊びしている姿はとても微笑ましい光景でした。(笑)


 

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 絵里子と美沙は先日、リクルートスーツを着たまま川遊びをしてずぶ濡れになったことが楽しかったので、再び川遊びに行くことにします。
 今回は二人とも私服です。絵里子はロングスカートに白のTシャツという夏らしい装いです。  

 水をかけ合ったり、水鉄砲で遊んでいるうちにすぐにびしょ濡れになってしまいます。川の水はとても冷たいのですが下半身をどっぷり水に浸けて、海水浴ならぬ川水浴を満喫します。
 最後は川から上がってずぶ濡れになった服を絞ると水が勢いよく滴り落ちます。
 

■私服で納涼川遊び(DW39-2)
 動画本編24分(2400円) ➡ 購入ページ
 ※本作品のデジタル写真集の販売は行いません。