黄金咲ちひろのフェチコラム④
第4回 私のリアル・リクスー
私の就職活動中のリクスーは、グレーのピンストライプでした。薄グレー地と濃グレー地を2セット持っていました。
私の中ではピンストライプはなんだかデキる人のイメージで、今でも撮影の衣装で着るとちょっと嬉しい、個人的に好みのタイプです。
大学の入学式用に買ったもの(確か無印良品!)を再利用していたので、就職活動用のいわゆる「リクスー」ではなかったものの、私のメインリクスーはそれでした。
ボトムはスカートとパンツがセットになっていて毎日のようにある説明会や面接に、その日の気分や業種によって(フェミニンさを求められる職場なら断然スカートスーツが良いとか、総合職など女性でもキャリア志向の募集枠ならパンツスーツが意外に良いとか・・)着回していました。
ブラウスは、ピケ(畝織/うねおり)の梅色ピンクか軽い光沢感のある水色(どちらも前立ては比翼仕立て)を愛用、ひどい時はツルテカ光沢サテン地のグリーンを着てたこともありますから、今思うとかなり派手目、個性的なリクスー姿だったかもしれません。
私がリクスーフェチのロマンとしての正しい「リクスー」を着ることになるのは、ずっと後にフェチモデルになってから、就職活動とは無縁の年代になってからのことになるのです。 (次回に続く)
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