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カテゴリ「ウェット・ストーリー」の76件の記事 Feed

2009年7月 8日 (水)

就活女子大生:着衣入浴への誘い(2)

 絵里子はなぜかレバーをそのままにし、しばらくの間、頭からシャワーを浴び続けている。酔っている事も手伝っているのだろうか、もうどうにでもなれ、といった気分だった。黒のリクルートスーツはしばらくは水をはじいていたが、徐々に防水効果が薄れてくると毛の生地に浸みはじめ絵里子の体へと温かい水が流れ込み始めた・・・。 

 タイトスカートも水がインナーのブラウスを伝わってウエスト部分から徐々に濡れてきた。水がお尻や太股を伝わりはじめると瞬く間にスカートはびしょ濡れとなった。ブラウスはもちろんのこと、下着も上下ともに濡れている。髪の毛から足の先まで全身ずぶ濡れとなり、まるで大雨の中、傘も差さずに雨に打たれたかのような状態である。

 気が付くとバスタブには膝丈よりも上くらいまでお湯がたまっていた。絵里子はシャワーを止め、ずぶ濡れのリクルートスーツ姿のままバスタブの中へと浸かる。もちろん、こんな経験をするのは絵里子は初めてだ。過去、夕立に遭遇したときに濡れてしまった事はあるが、その時は濡れたスカートやシャツが体にまとわりつく感覚が気持ち悪くかった。そもそも服が濡れることなんて日常生活の中ではあまりなく、ほとんどの人が忌み嫌うものである。

 しかし、今はリクルートスーツ姿のままお風呂に入っている・・・。たまたま頭からシャワーを浴びてしまったことがきっかけで、大胆にもこんな事を
している。絵里子は何ともいえない気分に浸っている。リクルートスーツを着たままお風呂に入る女性なんて、日本広しといえどもどのくらい存在するのだろうか?・・・意外と多いのではないか・・・そう思いながらノブをぐるりと回し、よりいっそう勢いよくお湯を出した。

 お風呂に入るとき、絵里子は半身浴を習慣としていて1時間以上バスタブの中で過ごす。入浴剤を入れその香りを楽しみながらリラックスもできる。ただ、今回は事情が違う。リクルートスーツ姿を着たままの半身浴だ。フローラルの香りが充満し、だんだん気持ちが落ちついてくる。お湯もかさを増していき、いつもの入浴と同様で胸の辺りまできたところでお湯を止めた。
 ちょっと体があつくなってきたのでジャケットだけを脱いで、タイトスカートと白のブラウス姿で、しばらくの間くつろいでいる。お湯と肌が直に触れるのとは違ってブラウス越しに伝わるお湯の温度や、パンストやタイトスカート越しに伝わるそれが程よくて不思議と気持ちが良い。またリクルートスーツのまま入浴したいと心から欲する
自分がいた。
 偶発的結果とはいえ今の
感覚に、絵里子は二義的ではない悦びを感じている。誰にも言えない自分だけの快楽を求めて・・・。


 
どのような事がきかっけであれ、女性の中には着衣入浴を一度経験すると、やめつきになってしまう人もいるかもしれません。(それも意外と多いと思われます。笑)
 しかし、それを他人にカミングアウトすることはしないでしょう。なぜならば、一人だけで楽しむものだし、恥ずかしくてなかなか他人には言えないでしょうから。皆さんの身近にいる女性も、もしかしたら・・・。
 (完)

2009年6月29日 (月)

就活女子大生:着衣入浴への誘い(1)

 就職活動を始めて数ヶ月、リクルートスーツ姿にコートを纏う必要がない陽気となった。絵里子はもうすっかり朝の満員電車にも慣れてきた。就職活動をはじめた当初は、面接や説明会のために満員電車に揺られて移動するのは嫌で憂鬱であった。
 やがて、電車になんとか無事に乗り込み、狭い空間の中に隙間をみつけ、自分の体の置き場所を確保できた事に喜びを感じるようになった。さらには、面接会場の最寄り駅で人混みをかき分けて無事に電車を降りられた時にはこの上ない幸福感を味わうようになった。なんの変哲もない日常の朝の出来事なのに・・・。
 某大学4年生になった絵里子は大学の授業の他に就職活動や新入生のサークル勧誘、家庭教師のアルバイトなどと忙しい。法学部なので卒論はないが、法律専門学校にも通っているため体がいくつ合っても足りない。しかし、これが勉学に勤しむ平均的な法学部の大学生の姿だ。とはいえ、就職活動が佳境にさしかかり、さすがに疲れがたまってきた。

 ある日、就職活動の帰りにサークル仲間から呼び出しがかかり、黒のリクルートスーツ姿のまま飲み会に行った。疲れている体に鞭打って、笑顔で新入生の世話をしなくてはならないので、飲み会とはいっても気を遣わなくてはならず、ストレス解消などにはならない。明日は学校も就職活動も何もかも休みなので、帰宅したらすぐにお風呂に入って、気持ちよく昼まで寝てしまおうと心に決めていた。
 案の定、飲み会は長引き、絵里子もかなり酔っていた。帰りはサークル仲間達と途中まで電車が一緒で、就職活動の情報交換など雑談していると時間はすぐに経つものである。友達と別れ、最後は絵里子一人で電車に揺られる。周りは酔ったサラリーマンや学生達で騒がしい

 一人になった途端、気が抜けたせいか・・・自分が酔っている事が急に意識されはじめ、徐々に意識が朦朧としてきた。何とか帰宅し、玄関に到着するなりパンプスをだらしなく脱ぎ捨て、リクルートバックを部屋の入り口に無造作に置く。そのままベットに仰向けに倒れ込む・・・。

 どのくらい寝たのだろうか。ふとトイレに行きたくなり目覚める。窓の外はまだ真っ暗なので夜明けまでもうすこし時間があるようだ。クローゼットの前を通るとき、鏡に全身がうつしだされた自分のリクルートスーツ姿に驚く。ジャケットも、スカートもしわだらけで、よく見るとスカートの前部や、ジャケットの胸の辺りなど何ヶ所かに小さな白っぽい汚れがついている。黒のスーツだから汚れが目立つ。飲み会の時に付けた汚れだろうか。どこでつけた汚れだろうかと気になった。
 昨日、クリーニング仕立てで一糸乱れぬ綺麗なリクルートスーツだったのに・・・。一日しか着ていないのにもうクリーニングに出さないとならないのかと思うと絵里子は多少苛ついた。

 トイレに行くとあることを思い出す。帰宅後、そのままベットに倒れ込んだので無理もないが、まだお風呂に入っていなかったのだ。意外と飲んだらしく、頭がガンガンしていて、まだ足下がふらついている。バスタブにお湯をためようとノブをひねると、頭から水を浴びてしまう。・・・そう、レバーがシャワーの方になっていたためだ。 ~(2)へつづく~

2009年5月18日 (月)

新入女子社員:ストレス解消法

 不況の中、なんとか無事に志望する企業に入社することができた絵里子。今、彼女は新入社員としてまだ数ヶ月目なので、仕事はまだまだだが、ようやく社内の人間関係や仕事のリズム、「会社の文化」に慣れてきたところだ。

 仕事に慣れてくると同時にストレスも溜まってくるようになった。しかし、彼女には立派なストレス解消法があるのだ! 
 約一年前、就職活動中であった絵里子は黒やグレーのリクルートスーツを着たまま何度か海に入って一人水遊びしたり、海水浴を楽しんだ。あの時の何とも言えないすがすがしく気持ちいい経験が一番のストレス解消法となっていた。あの時以来、何度も自宅でリクルートスーツを着て着衣入浴をしていた。
 
Kogaol01  でも、それではちょっと刺激がなくなっていた。やはり外で開放感に浸りながら水遊びしたいという強い想いが募っていた。そして、リクルートスーツではなくて、会社の、このかわいい制服姿でしたいと考えていた。
 そんな矢先、今度の長期休暇前に、会社の同期の女子社員達数名で会社帰りにバーベキューに行く計画が持ち上がった。その日は会社の都合で午後3時休憩と共に会社を閉めると上司から告げられており、せっかく休日前に早く仕事終わるんだから何かみんなで楽しもうということで、今回、バーベキューの話しがあがっていたのだ。

Kogaol02  翌日から長期休暇で会社帰りだし、わざわざ着替えるのも面倒だということで、みんな会社の制服のままバーベキューを行う海岸へと向かうことになった。絵里子は内心嬉しかった。もしかしたら、会社の制服のまま、海の中に入れるかもしれないと・・・。

 会社の制服でそんなことをしてはいけないんだろうけど、WETの世界の魅力を知ってしまった今となっては、なんのためらいも
ない。この制服はピンクの夏服で、会社からは2セット支給されている。どうせ長期休暇中にクリーニングに出すんだし、おもいっきりずぶ濡れになってしまおうと密かに企んでいた。


 いよいよバーベキューの当日がやってきた。予定通り午後3時に会社は終わり、今朝みんなで持ち寄った食材を給湯室の冷蔵庫から出して制服姿のまま海岸へと向かった。途中、コンビニで飲み物や紙コップ・紙皿などを買った。
 コンビニの店員やすれ違う人達はOL制服姿で、こんな時間帯に何をしているのかと思ったに違いない。

Ol01  海岸に到着すると、準備を整え、持ち寄った野菜や肉類を網の上にのせて焼き始めた。煙が立ち上り、
いいにおいが漂ってくる。ジュージューという肉の焼ける音と臭いが食欲を誘う。コンビニで買ったカクテルやサワーもそれぞれ手にとって飲み始めた。
 こんな時間帯から制服姿で、海岸で飲みながらバーベキュー。端から見れば不良OLの集まりだ。しかし、別に悪いことをしているわけではないし、みんな周りの視線は気にならなかった。

Ol02  絵里子は仲間内ではお酒には強いことで通っているが、その日は酔いが早かった。彼女の心の中にある願望が徐々に解き放たれてくる。みんなが食べることに夢中になっている中、絵里子は一人・・・波打ち際へと歩み寄り水と戯れ始めた。今日は、バーベキューを楽しむのではなく、会社の制服で水遊びするのが彼女の目的であり楽しみであった。そして何よりも最高のストレス解消法でもあった。同僚の女子社員達も酔っているせいか彼女の行動を見てもさほど奇異な事とは受け止めていない。笑いながら絵里子を眺めている。今日はちょっと波が高いようだ。そんな中、彼女は一人で・・・楽しそうにはしゃいでいる。
 (完)

2009年5月13日 (水)

就活女子大生:ストレス解消法(2)

 たしか、黒のリクルートスーツを着ていて面接の帰りの日の事だった。不思議な衝動が絵里子を襲い、「リクルートスーツを着たまま汚れてみたい・・・・」という想いが沸き上がってきて、公園でスーツを汚してしまい、そのまま海に行って全身ずぶ濡れになったあの日・・・。

 リクルートスーツを着てあの日の体験をもう一度味わいたい・・・と、絵里子はその事をモチベーションにして就職活動に打ち込んだ。「内定を決めたら、もう着ることはなくなるであろうリクルートスーツを着て海岸に行こう!」と決めていた。内定をもらった際の自分に対するご褒美である。
 内定をもらい企業に就職することというよりも、またあの日の快感を味わうことが目標であるかのように、彼女は就職活動を続け、首尾良く希望していた会社からの内定をもらうことに成功したのであった。

0513  前回は黒のリクルートスーツだったが、今回は内定を決めたときのグレーのスーツを着てあの海岸へと向かった。あの時は就職活動中で将来に対する不安や悩みがあり、面接で自分の力を発揮できなかったという晴れない気分だった。
 でも、今日はまったく違う気持ちでグレーのリクルートスーツに身をつつんでいる。濡らしたり汚したりするなんて考えられないはずのリクルートスーツ姿でこれから海でおもいっきり遊んで楽しむのだ。着替えなど持ってきていない。
あの時とは違って夏にさしかかっている今なら、びしょ濡れになったまま帰宅しても風邪などひきはしないだろう。
 濡れたリクルートスーツ姿で道を歩いていると人目につくかもしれないが、人目にさらされ、すれ違う人達に見られることも刺激的な事だということを彼女は経験済みである。きっと、みんなびしょ濡れの自分の姿をみて、「どうしたのだろう?」とか「かわいそうに・・・」と思うに違いない。「スーツを着たまま海で遊ぶのが好きな子なんだな」なんて絶対に想像する人などいないだろう・・・と、思うとそれがまた絵里子にとっては楽しい。

 さて、いよいよグレーのリクルートスーツ姿で水遊びの開始である。先週、内定を決めた時のリクルートスーツそのままだ。クリーニングに出してないからスカートやジャケットにちょっとだけしわができている。
 家族と同居ならこんなことできないけど、一人暮らしだから、内定決めたというのに日曜日の朝にリクルートスーツを着込んで手ぶらで海にも出かけられる。
 まだ真夏ではないせいか、浜辺には数える程度の人しかいなかった。パンプスを履いたまま波打ち際に歩み寄り、波から逃げてみたり波を追いかけたりして一人はしゃいでみる。
051302  しばらくすると疲れてきたので、彼女は、ためらいもなくその場にお尻をついて座り込む。冷たい水がスカートの中いっぱいに入り込んで冷たく気持ち良い。一瞬にしてスカートはびしょ濡れだ。スカートはすぐに海水がしみわたりグレーから黒へと変色してしまった。強く波が打ち寄せるとジャケットに水しぶきが降りかかり全身あっという間にずぶ濡れになった。

 波打ち際よりも、もう少し深いところまでいくと海水は思ったよりも温かかった。そして、まるでバスタブの中にでも浸かるかのように徐々に胸が隠れる程度のところまで移動する。沖の方を見ながら海底にお尻をつけている。うち寄せる波を体全体で受け止め、さらに否応が無しにリクルートスーツは濡れていく。髪の毛が濡れるのも気にせず浅瀬の中で寝ころんでみる。波と砂の「自然のマッサージ」が体を癒してくれる。スカートやジャケットの中に砂が入り込んで取れなくなってしまうため、もう二度と着られなくなってしまうのだが、彼女はそんな事はおかまいなしに至福の時を過ごすのであった。 (完)

2009年5月 6日 (水)

就活女子大生:ストレス解消法(1)

 不況の煽りを受け、就職活動中の女子大生にとって内定をとるのは容易なことではない。たとえ、内定をもらったとしても取り消される事すらあるという不安な世の中である。こんな時代にリクルートスーツを着て、日々就職活動をしている女子大生達はどのような気持ちでいるのだろうか。
 先行きの不安と就職活動による精神的・肉体的疲労、思い通りに行かない面接。悩めば悩むほど憂鬱になりストレスはたまる一方だ。なんとか自制心で精神性を保つことができればよいが、ストレスに押しつぶされて鬱状態へ陥っていく女子大生も大勢いることだろう。

 絵里子は、ある日、目的もなくただ何となく昼間の公園を歩いている。第一志望の会社の面接帰りで・・・・今日の面接で上手く受け答え出来なかったことを悔やんでいる。この屈託とした気持ちを思いっきり晴らすべくなにかストレス解消をしなくては、おかしくなりそうだと感じていた。

Koganezaki1  公園内のグラウンドを歩いていると急にフラフラめまいがし、たまらずその場に座ってしまう。黒いリクルートスーツのスカートのお尻部分が土埃で白く汚れてしまっているが、絵里子には分からない。
溜まったストレスと就職活動の行き先の不安が彼女をおかしくさせてしまう・・・。不思議な衝動が彼女を襲う。「リクルートスーツを着たまま汚れてみたい・・・・」と。
  リクルートスーツ姿のままグラウンドのど真中で寝転がり仰向けになって空を見上げると、日の光が目に入り眩しい。こんどはうつ伏せになってみる。ジャケットが砂埃で汚れているのがはっきりと見てとれる。きっとスーツの後ろもひどく汚れているのだろうと想像すると、なんともいえない不思議な感覚に包まれる・・・。そして、その場で
匍匐前進を開始する。全身土埃で真っ白だ。このままでは帰れない。汚れを落とさなくては・・・。

Koganezaki2   絵里子は汚れたリクルートスーツを綺麗にするため、公園からすぐの海岸に向かう。リクルートスーツ姿のまま海の中に入っていき汚れを落とす。まだ夏前なので海水はそれほど温かくないので全身海水に浸るわけにはいかない。腰辺りの深さの所まで入っていきスカートとジャケットの胸やお腹辺りに付いた汚れを綺麗に落とす。 
 オーダーメイドの黒のリクルートスーツを公園で汚し、今は
荒波にもまれてびしょ濡れになっている・・・。スーツは私服以上に注意して着用し、濡らしたり汚したりしないように気を付けるのが普通だ。だからこそ、リクルートスーツ姿のままでこんなことしている自分に快感を感じている。やめつきになりそうだ。

 海の中で水と戯れていると不思議と彼女は活力と悦びが湧き上がってくるのを感じていた。この快感を再び味わいたいと願った。最高のストレス解消法かもしれない。でも、今度来るときは内定を決めてからにしようと心に決めた。自分へのご褒美として・・・。 ~(2)に続く~

2009年5月 2日 (土)

某ケーブルテレビ、最終選考

 最終選考に臨む女子大生達はリクルートスーツ姿である。ケーブルテレビ会社であるため、新入女子社員には入社一年目からレポーターとして地域をまわりレポートすることが求められる。

 ずばり、最終選考の内容は、屋外での「模擬レポート」。初夏の訪れを感じることができる暖かい陽気の中、とある海岸で実施される。実際にカメラが回る状況下でも、緊張せず、自分らしさを出しながら表現できるかが試される。

 ライトグレーのリクルートスーツに身を包んだ絵里子は、才色兼備で大学のアナウンスサークルでもマドンナ的存在である。アナウンスサークルと大学の授業で培った豊富なボキャブラリーと表現力で、「模擬レポート」という課題において他の女子学生達を圧倒する。

Mensetu01  彼女は、面接官にアピールすべく、ジャケットとパンプスを脱ぎ砂浜に置くと、波打ち際へと走り寄る。純白のブラウス越しにうっすらとピンク色の下着のラインが見える。彼女は面接官の視線を感じながらも、タイトスカートが濡れないように注意を払いながら海の中へと入っていく。海水の温度を肌身で感じ、それをレポートするという魂胆だ。ちょうど膝丈くらいの深さの所までいくと、岸の方へくるりと体を向けた。それ以上、沖の方へと進んだらスカートが濡れてしまうと判断したらしい。膝まで海に入った感想を笑顔でカメラに向かって話しながら、ゆっくりと岸の方に歩み寄る。

 ・・・突然のことである、運悪く、高波が彼女の方へと迫ってきた。それに気付いた彼女は足をはやめ波から逃げようと試みるが、波はすぐに彼女に追いつき、お尻から太股のあたりを強く波打つ。彼女はバランスを崩し前によろけて倒れてしまう。そんな彼女を波は容赦なく襲いかかり、頭から全身をのみ込んでしまった。すぐに起きあがるが両目に海水が入ったらしく、目が開けられず全身びしょ濡れの姿で呆然とその場に立ちつくしている。髪の毛からは海水か滴り、ブラウスはべったりと体に張り付きピンクの下着がはっきりと透けている。グレーのタイトスカートは防水加工の効果が弱まったらしく、すぐに黒く変色しかけている。

 しばらくの沈黙の後、照れ笑いを浮かべながら、彼女はレポートを再開する。

 「スーツを着たまま全身海の中に入っちゃいました・・・。でも、そんなに寒くなく、思ったより海水は温かいです~。けっこう気持ちいいので、このまま泳ぎたい気分になっちゃいました・・・・・。」 合格を目指し、さらに彼女のレポートは続くのであった。 (完)