研修終了後に再びプールで…ストーリー公開
絵里子はプール付きの不動産会社から内定を得た後、その会社のプールで内定を決めた時のリクルートスーツや私服を着たままプールで泳いだりして遊んだのであった。
あれから数ヶ月、入社式を終え、数ヶ月に及ぶ社内研修の日々を過ごしていた。新入社員ということで毎日、就職活動の時に着用していた黒のリクルートスーツで研修に臨んでいた。
日々の研修で椅子に座っている時間が長いこともありタイトスカートの後ろのお尻部分には深い座り皺がつき、テカっていた。またジャケットの両肘の部分もテカっていた。このリクルートスーツの消耗具合は数か月間にも及ぶ過酷な研修に励んでいたことを物語っていた。
絵里子が入社した不動産会社の研修は、ビジネスマナーを学んだり、この不動産会社の基本業務のイロハを多角的に習得するだけではなく、先輩社員の下で数ヶ月の間、営業や事務など配属先に合わせた職種のサポート役として実地でも学ぶことも含んでいた。したがって、入社して4~5カ月の研修がこの会社では恒常化していた。長きにわたった新入社員研修もようやく今日で終了することになっていた。絵里子はこの日を待ち望んでいた。
・・・というのも、再びリクルートスーツでずぶ濡れになってプールで遊ぶことができるからであった。前回、内定後の入社前にリクルートスーツでずぶ濡れになって遊んだときに「また遊びに来よう」と思ったものの、社員ならいつでも使えるはずのプールでありながら、その「また」が遠のいていたのであった。研修がハードで時間が無かったのであった。
8月になりお盆休み前の8月上旬のカンカン照りの日に、研修を終えるといういうのはグッとタイミングであった。絵里子にとっては研修後にスーツのままプールで遊んでくださいと言われているのも同然であった。絵里子は研修中はリクルートスーツで自宅と会社を往復する日々を送っていたが、今日はそのリクルートスーツでは帰宅しないのだ。この後、リクルートスーツのままプールに入れると思うと心が躍った。
絵里子は、研修が終了した日にそのままプールで遊ぶことを想定し、研修終了日が今日であることを知った7月の早い段階で、プール使用の予約していたのであった。お盆休み前に好んで会社に寄りつこうとする者はいないということだろうか。絵里子にとっては幸いで先約が無かった。内定が決まって入社する前にリクルートスーツのままずぶ濡れになった「あの日」のように・・・いや、あの時と全く異なる立場と心情なので、心ゆくまでずぶ濡れになって楽しもうと思った。
研修が終わり同期の新入社員たちはリクルートスーツ姿で帰宅していく。絵里子はいつも一緒に帰る仲の良い同僚に適当な口実を言って今日は一緒に帰れないことを伝えた。
部屋から外を眺めると西日がだいぶ強く差し込んできていた。プールで遊べる時間もそれほど残されていないことを思い、急いで絵里子はスーツのジャケットのポケットからスマホとメモ帳を取り出した。ふと胸ポケットに差し込んであった黒と赤のフリクションペンが目に入ったのでそれらも抜き取るとリクルートバックにしまい込み更衣室に向かった。研修中は着替える機会はほとんどなかったため名札のついた個人ロッカーはまだ真新しかった。ロッカーの中にリクルートバックをいれロックをかけると、再び胸の鼓動が高鳴った。
絵里子にはその理由はもちろん分かっていた。今一度、更衣室の姿見で自分のリクルートスーツ姿を眺める。その綺麗なシルエットになぜか頬がピンク色になる自分自身に一瞬戸惑うと同時に「あの時の感覚」が強くフラッシュバックする。気が付くと絵里子はプールサイドのソファーに座っていた。研修が終わった解放感から思わずその喜びの言葉を漏らしてしまったが、プールサイドを含め周辺には誰もいないため気にする必要はなかった。
いよいよその時が来た。先ほどまで研修を受けていたリクルートスーツ姿のまま水温を確かめながら少しずつプールの中に入っていく。夕方近くということもあり水温は思ったよりも冷たく、胸のあたりまでプールの中に入ると、その冷たさのために声を上げてしまう。
しかし、すぐに水温に慣れてきたので肩まで水の中に浸けて泳ぎ始めた。水の冷たさも、スーツが体を水中で締め付ける感覚も、スカートが捲れ上がり体にまとわりつく感覚も全肯定できるほどの気持ちよさに絵里子は陶酔する。
もっと体を自由に動かしたいと思い、その障害となっていたジャケットのボタンを外し、脱いでプールの中に無造作に置く。そして再び泳ぎ始める。下着がブラウス越しに透けているが誰もいない自分一人だけの空間なので絵里子は気にしていない。というよりも、誰かに見られていてもそのことに気が付かないくらい、「今」に夢中になっていた。ブールサイドにはいくつかの遊び道具もあった。ビーチボールを手に取り1人ビーチバレーをして遊んだ。
プールの浅瀬部分に行くと、そこでしばらく寛いだ。胸まで水に浸かっているとそれだけでも水圧のために意外と疲れるものである。浅瀬の部分では下半身のみが水に浸かっているだけなので身体の負担にはならないのであった。そこで寝転んだり、四つん這いになったり、大胆に脚を広げて解放感に浸った。自分がタイトスカートを穿いているのを忘れるほど自由に体を動かして様々なポーズをとって体を伸ばした。
絵里子は服のままプールに入ってずぶ濡れになると気分が高揚して、たとえ一人でもちょっとエッチな気分になってしまうのであった・・・。プールへと通じる扉の鍵は締まっているので誰も絵里子のもとに来ることはできない。したがって完全なプライベート空間を維持しているのだが、絵里子は高揚感を自制しながらプール遊びを楽しむのであった。
最後にひと泳ぎとばかりにタイトスカートが捲れながら着衣水泳を満喫し、プールから上がった。そしてプール脇のシャワーで温水を浴びる。
冷えた体が温まり、着衣水泳の時の感覚とは異なる気持ちよさを感じながら絵里子は自分へのご褒美の余韻に浸っていた。(完)
(作・ジュテーム家康)
>103 さんへ
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
詳細はネタバレするので割愛しますが後日リリース時に公開するサンプルからも
ご確認いただけるような着衣水泳やビーチ―バレー遊びの水中シーンや
浅瀬でのセクシーシーン、シャワーシーンなど盛りだくさんとなっています。
投稿: ジュテーム家康 | 2022年8月17日 (水) 03:01
過去の2作品と同様に、今回も見応えがあるのではと期待しています。また今回を含めたこのシリーズ全体の裏側や今回の作品を早く見たいものです。
投稿: 103 | 2022年8月15日 (月) 00:42