フェチ談義

それは、フェチ作品というものが、性質上、グラビア作品やアダルト作品のように新陳代謝が激しいものではないからです。さらには、一般受けを狙って大衆向けに制作していないという事が挙げられると思います。フェチ作品というのは、表現内容(Office Lady Specialでは「リクルートスーツ&OL制服着用に拘った、WET,MESSY,RIP」といったフェチを表現)に主眼が置かれています。

フェチでは、作品の新旧以上に「自分が観たいフェチシーン」が観られるかが重要な事項なのではないかと自己体験から感じています。そして、私は自分が創る作品には、そうしたコンセプトの下に撮影をおこなっています。「自分が好きな衣装」に拘ってそれをモデルさんに着てもらい、「自分が観たいシーン」を創出しているわけです。私の場合、そうでないと撮影を楽しめませんし、したがって、良い作品(自分が納得できる作品)ができません。 (完)
■黄金咲ちひろのふぇちコラム
コメント