卒業式にもリクルートスーツ?
今月は大学や各種専門学校でも卒業式があちらこちらで開催されています。
卒業する女子学生の着用衣装としては、綺麗な花柄模様があしらわれた艷やか色合いの袴が脚光を浴びます。実際、春を感じさせるその装いには、リクルートスーツフェチの私といえども目を奪われます。(笑)
袴姿をはじめとし、和装は女性を上品且つ色っぽく演出することのできるすばらしい衣装といえます。
そうはいうものの、私にとって、いやこのブログやOLSのウェブサイトをある程度の頻度でご覧になられる一部の方々にとっては、ベストファッションがリクルートスーツであることは言うまでもありません。(笑)
卒業式という場においては、先に述べたように色鮮やかな袴姿の女性で溢れかえるのが普通で、人々の注目をより多く集めるのも袴姿の女性たちです。
しかし、最近は、コスト面や手間などから袴の着用が敬遠されることがあり、女子学生ならたいていは持っているであろうリクルートスーツ着用で参加する女性もいるようです。また、最近は、卒業を迎えても就職活動を続けている状況の人もけっこう存在するわけですから、その数は以前に比べて増えているものと思われます。
したがって、大学の卒後式会場に行けば、スーツ姿(ほとんどが就活で使用したリクルートスーツ)の女子学生を少なからず目撃することができるはずです。
リクルートスーツは袴に比べると色は圧倒的に地味ですし、花柄はおろか幾何学模様すら入らない無地、または薄いストライプ柄というのが特徴です。
同じ卒業式という場に居合わせる女性が、一方では艷やかな袴姿、また一方では少数派の地味なスーツ姿ということになります。このことは、スーツ姿の女性を引き立たせるという側面を逆説的に持ちうる場合があります。
つまり、華やかな雰囲気で包まれている艷やかな袴姿の一団にスーツ姿の女性が何人か混じると、地味であるが故に目立つという現象が生じるからです。もしかしたら、このような場において、「スーツ姿の女性っていいな」と感じる男性も案外多いかもしれません。
もちろん、私のようなリクルートスーツフェチにとっては、リクルートスーツを着用している女子学生は、着飾ざらなくても元々輝いている存在であるわけですが・・・。(完)
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