リボンブラウス
ブラウスの中でも、襟の部分が開襟ではなく、リボンになっているブラウスを総称して「リボンブラウス」といいます。取り外し可能なものから、首周り自体がリボンの一部になっていて着用する時に首を巻き付けて結ぶタイプの「ボウタイブラウス」と呼ばれているものもあります。
一昔前の女子学生は就職活動の際に、白の「ボウタイブラウス」を着用したものですが、今はまったく見ることはできず、「白の開襟ブラウス(またはシャツ)」に定着しています。したがって、今現在、リボンブラウスが見られるとすれば、OL制服ということになります。
ブログでも以前書きましたが(参考記事)、企業にとって女子社員に着用してもらう制服は、会社のイメージとしても重要な役割を担う故、デザイン性に凝った可愛らしい制服を採用する場合もあるわけです。その際、インナーのブラウスに「リボンブラウス」が採り入れられることも多いようです。実際、都内のオフィス街で観察する限りにおいては、OL制服にリボンブラウスを着用している姿を散見します。
ただし、取り外し可能なタイプのリボンブラウスが多いようで、ボウタイブラウスはあまり見かけません。ボウタイブラウスはデパート系や交通機関関係など接客業の冬服制服でジャケットやベストの下に着用されることが多いようです。概して、最近は、あまり見る機会がなくなった「リボンブラウス」ですが、女性の胸元を飾るワンポイントとして、なかなか優れているツールだと私は思っています。とはいえ、それはOL制服の場合であって、リクルートスーツには、やはり「白の開襟ブラウス」に限りますね! (完)
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