リクルートスーツのインナー
リクルートスーツというと最近は黒が主流で、次いでチャコールグレーとなっており、ひと昔の流行色だった濃紺はあまり見かけなくなりました。色が同じだと、どの女性も同じようなリクルートスーツを着ているように見えますよね。しかし、メーカーによっても襟のデザインが違いますし、ジャケット丈、ボタンの数(最近は2ボタンまたは3ボタンが主流)、スカート丈、スリット位置、スリットの長さなど細かい点で微妙に違っています。
さて、本題に入ります。 リクルートスーツのジャケットやスカートにも色々あるわけですが、その下に着るブラウスも実に多くのバリエーションがあります。特にリクルートスーツを着ざるを得ない女子大生は「リクルートスーツ」という没個性的なファッションの枠内で可能な限り「個性」を表現しているものと思われます。
例えば、襟のデザインがその一つ。大きな襟や、2枚羽タイプなど意外と種類があり、襟をジャケットの中に入れてる人、出している人・・・・・人それぞれのようです。最近の就職活動中の女子大生、研修中の新入女子社員に関して言えば、襟はジャケットの外に出して白い襟がはっきりと見えるように着こなしている人が多いようです。最近はあまり見かけなくなりましたが、リボンブラウスも女性らしく可愛いものです。しかし、ブラウスは、やはり白で無地の開襟ブラウスが主流です。
また、ブラウスのボタンも実に様々な種類がありますし、タイプも「比翼仕立て」と「比翼仕立てではない」ものに大別できます。前ボタンが隠れているタイプを比翼仕立てといいます。就職活動中の女子大生のほとんどは比翼仕立てではないブラウスやシャツを着用しているものと思われます。 (完)
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