いまからちょうど20年ほど前の1989年に『ブレンダ・スター』という映画が上映されました。
アメリカの人気コミックが原作のコメディ映画です。主演はブルック・シールズというグラマ&セクシーな女優なのですが、記者役の彼女が映画の中でびしょ濡れになったり、さらには、泥だらけになるシーン(純白のワンピーススーツ姿!)があります!
マニアックなので殆ど知られていない映画ですが、ウェット&メッシー好きにとっては注目の映画作品であると思います。
美人新聞記者ブレンダ・スター(ブルック・シールズ)が事件を追い南米やアフリカのジャングルなど世界中を飛び回って、最終的に主人公である作家を助けるというストーリーで、何の変哲もないのですが、なぜか、映画中で、主演女優のブルック・シールズが、まるでファッションショーでもあるかのように、何度も目をひく艶やかな衣装に着替えて登場します。
そして、雨に降られたり、敵から逃れるために川に飛び込んだり、泥の水溜りに倒れこんだり・・・ことごとく着替えた衣装でびしょ濡れ&泥だらけになっていきます。見どころは、まさにそこにしかなく(少なくても私には)、あたかもウェット&メッシーファンのために映画化したのではないかと思ってしまうほどです。(笑)
しかし、この映画、日本ではDVD化されておらず、VHSビデオでしか観られません。さらには、今もレンタルビデオ店などで置いてあるところは非常に少ないと推察できます。
なぜならば、はっきり言って映画としては駄作だからです。(コミックとしてはアメリカで大人気でしたが。)
したがって、民放で再放送されることも期待できず、ありうるとすればCSの映画専門チャンネルでの配信くらいだと考えられます。ウェット&メッシーシーンを多く含む映画であるにも関わらずあまり知られていない貴重な映画と言えるかもしれません。
この作品との出会いは本当に偶然でした。高校生の時だったと思いますが、たまたまテレビをつけていたら、その日の放送の「番組予告CM」で純白のロングワンピーススーツ姿の女性が川に飛び込むシーンが映ったので、さっそくスタンバイし、ビデオ録画しながら鑑賞したわけです。
予告編で流れたシーン以外にも先に述べたような「ウェット」や「メッシー」シーンに多く遭遇することができました。 (完)
中世~近世ヨーロッパを舞台にした映画では、出演女優さんはロング丈のドレスを着ていることが多いです。まさにWET,MESSYの宝庫とも言えるかもしれません。
ウェディングドレスのようにボリューム感があり、またスカート丈も異常に長いので歩くときには必ず地面を引きずることになります。その結果、ぬかるんだ場所などを歩くと必然的にドレスのスカートの裾は汚れてしまいますが、そういったシーンを中世を舞台にした映画では散見します。
ヨーロッパであれ日本であれ国を問わず、昔は今現在のように道路が舗装されていない箇所が圧倒的に多かったわけです。昔は、日本で言えば田園風景に象徴されるように「土」の文化であったはずです。それはヨーロッパなど世界の他の地域でも例外ではありません。辺り一面、自然の訳ですから、その母なる大地は「土」ということになります。
想像するに、今と違って日常的に女性は丈の長い服を着て(宗教的理由だけでなく、肌を露出させることが恥ずかしいこととされていたため。)、歩いて移動することが多かったと思われます。
道は基本的には舗装されていない土壌を歩くわけですから、雨あがりの数日間などは特にぬかるみの上を歩くこととなったでしょう。女性達は、服が泥だらけになる事を覚悟で(それが普通)服を身に纏っていたものと考えられます。屋外を歩く時にスカートの裾が泥で汚れてしまうというのは、日常的な出来事の一つであると、当時の女性は受け入れていたものと推察できます。
もっとも、昔は、服を着たまま海水浴するのが習慣でもありましたから、今はそうはみられない「着衣水泳」といったものは昔は一般的だったはずです。そして、現代人の中にウェットやメッシー好きがいるように、昔も間違いなく存在していたことでしょう。私たちは彼ら彼女らの「フェチ遺伝子」をもしかしたら「潜在的」に受け継いでいるのかもしれません。「顕在化」するのはごく少数かもしれませんが・・・。(笑)
中世ヨーロッパを舞台にした映画のWET&MESSYも時間をかければ色々と思い出せるはずですが・・・、あまり時間も使っていられないので、すぐに思いつくところで挙げれば、『ピアノレッスン』や『ラストオブモヒカン』などがあります。どちらの映画も15年くらい前の作品です。
いずれの作品中でも主演女優がロングドレスの裾を引きずり(手でたくし上げてもまだ地面に付くくらいの丈の長さです。)裾を泥らだけにしているシーンが観られます。
『ラストオブモヒカン』に関してはWETシーンもけっこう楽しむことができます。この映画の主演は以前もブログで触れたことがありますが、「マデリン・ストウ」という30歳前後(主演当時)の綺麗な女優さんです。
なぜか彼女の主演作にはWETやMESSYシーンが含まれる事が多いので、高校時代の私はこの女優さんのことが気になり、出演作はほぼ全てチェックしたものです。 (完)
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